どうやって造園業者に直接発注するの?

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どうやって造園業者に直接発注するの?

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造園業者は植木屋さんとは違うの?

 むかしは同じでしたが、今は違います。造園業者は、植木や庭石の仕事ばかりではなく、コンクリート工事は勿論、上下水道工事や電気工事なども総合して請け負うことが出来る点で植木屋さんとは違います。求められる公的資格も造園業者は造園施工管理技士(いわば現場監督)であり、植木屋さんは造園技能士(いわば職人さん)という具合です。だから、ガーデニングの資材を売っている園芸店とも当然違います。
 住宅を新築したり、改築した場合には、植栽ばかりではなく、門扉、コンクリート階段、外灯などの工事をしますから造園業者に頼むのが適当だといえましょう。

造園業者をどのようにして見つけるの?

 造園業者は、公園などの公共工事を請負っているものが多く、少し前までは住宅の造園工事はやらない業者も少なくありませんでしたが、今は、時代が変わり、頼めば喜んでやってくれるはずです。では、適当な業者をどのようにして見つけるか。それこそ、今あなたがアクセスしているインターネットを利用すべきでしょう。

造園業者へは何時どうやって発注するの?

 基本的には、住宅の請負契約の仕方と同じです。まずは下記の図をご覧下さい。

=住宅建築と造園工事の時期的な関係=
<計画の時期が大切なポイント>
  1. 計画時期のミスはトラブルの原因
     「外構・造園は、住宅の契約の後、余った予算でゆっくり考えればいいですよ」と住宅の営業マンに言われた経験がある方はいませんか? これは、とんでもない間違いです。
     住宅営業マンは、住宅商品の販売をまず第一に考えています。だから、手間がかかり、請負金額も低く、その上内容がよくわからない外構・造園工事を住宅の契約から一旦切り離そうとするのです。
     その結果、たとえば僅か10数センチ程度の差で、駐車場スペースが十分に確保できなかったり、玄関から門へのアプローチが取れなかったり、階段が急勾配にならざるを得なかったりという事態がしばしば生じるのです。
  2. では、いつ計画すればよいか?
     本来は、建物本体と同時に計画するのが理想ですが、遅くとも、住宅の基礎着工時までには計画しておくべきです。
     住宅の設計をするとき、「台所は明るい方がいい」とか、「おばぁちゃんは、階段の上り下りがない1階がいい」とか、家族のみなさんと相談しますよね。本来ならそのとき、外構・造園についても「駐車場は2台分のスペースが必要」とか、「この建物配置では玄関から門へのアプローチ、階段がゆったりとれない」とか、「後でジャスミンをからませるから垣根はこれにしておこう」とか、一緒に計画すべきなのです。
     しかし現実には、たいてい住宅の契約が先行するでしょう。この場合であっても、これまでのお話しから分かるように、基礎工事に入る前までにキチンとした外構・造園の計画図を完成させておくべきなのです。
<造園業者と折衝するときの注意点>
  1. 敷地測量図と住宅の配置図、基本計画図をわたす。
     住宅の基本計画が決まったら、住宅メーカーから敷地測量図や住宅の配置図、平面図、設備の屋外配置図などの青焼き図面を2〜3部余分にもらい、できれば2〜3の造園業者に設計と見積もりを依頼することです。複数の業者に必ずそれらの図面を渡して依頼することが重要です。
  2. 希望する外構・造園のタイプを伝える。
     自分がどんなタイプの庭を希望するか、造園業者に明確に伝えましょう。和風庭園かイギリス風庭園かなど。また、例えば、植物は少なめで、駐車場や門扉、塀を重視した庭にするか、あるいは逆に、植物主体の庭にするか、などです。造園業者によって得意、不得意がありますので、この辺のことはよく伝えましょう。自分の好みにあう業者かどうかが分かるはずです。
  3. 敷地の方位と勾配、レベルに留意する。
     住宅の間取りを検討する際、方位は大事な要素ですが、外構・造園計画でも同じことです。 植栽スペースが北にあれば、芝生を貼ることはほとんど難しくなりますし、庭木も限られたものになります。また勾配がどちらに傾斜しているかで、外構の排水計画も変わってきます。
     なかでも地盤レベルと建物の配置の関係は重要です。アプローチ階段はできるだけゆったり取りたいし、居間の縁側にマイカーの排気がかからないようにもしたいものです。
     それらが造園業者の計画図に反映されているか、留意しましょう。
  4. 家族構成とライフスタイルの変化に留意する。
     将来、ご家族がどのようにお庭を利用することになるか、これも計画上の留意点です。高齢者のいるご家庭では、階段の段差を小さくしておくか、できればスロープにしておきたいものです。駐車場も、当面1台分でよくても、将来2台になる可能性を検討して庭づくりをしておくべきでしょう。将来のライフスタイルも考慮しておく必要があります。
  5. 外構・造園計画を建物の基本計画にフィードバックする。
     建物の基本計画と外構・造園計画が整合しているかがポイント。住宅メーカーとの契約時には、外構・造園計画はイメージ図と概算予算で終わっていることも多いと思います。そのようなケースの場合、造園業者と外構・造園計画を進めていくうちに、建物の基本計画を少し手直ししてもらう必要が生ずることもあります。そういうことがあればまことにラッキーなことです。造園業者から計画図を1部余分にもらって、住宅メーカーに問題箇所の設計変更をお願いすることです。そうすれば、後々発生するであろうトラブルを事前にクリアーできるというものです。住宅メーカーとの交渉が専門的な問題であれば造園業者に同席してもらえばよいでしょう。
<造園業者と契約するときの注意点>
  1. 造園業者が提出してきた図面と見積もりをチェックする。
     まず造園業者が作ってきた図面と見積書を見比べ、漏れがないかチェックしましょう。そして、次に住宅の基本計画図面との整合性をチェックしましょう。見積もりが安くても、また美しい芸術的な造園図を描いてきても、建物図面との整合性を考えていないような図面を提出してくる業者は、工事の段階で何かと問題が起きる可能性が高いので避けるべきでしょう。素人の方でもゆっくりと丹念に調べれば判別がつくものです。
  2. 契約図書に関係書類も忘れずに添付する。
     外構・造園工事の契約で忘れてならないことは、関係書類、すなわち、敷地測量図、建物配置図、平面図、桝や配管の屋外配置図等の添付です。これらは、失敗のない外構・造園工事をするために欠かすことが出来ません。外構・造園の契約図書に必ず添付しましよう。造園業者にこれらの図面が渡っているということは、建物本体工事をする住宅メーカーに対する牽制になります。それだけよい住宅建築工事を確保できるというものです。
  3. 住宅メーカーにも外構・造園の計画図を渡しておく。
     造園業者との契約が終わったら、外構・造園の計画図面を住宅メーカーに渡しておくことを薦めます。そうすれば、住宅工事完成のあかつきに、外構・造園工事の出来映えが住宅メーカーから厳しくチェックされることになるからです。それだけよい外構・造園工事を確保できるというものです。

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提供:有限会社メリーガーデン

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