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造園業者に直接発注して大丈夫?

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= むしろその方が安心なのです。その理由は =
1、造園業者は住宅メーカーの単純な下請ではない。
2、建物本体工事と分離発注した方が造園工事は確実に安くなる。
3、分離発注すれば建物本体工事と造園工事とが相互チェック関係になる。
−−−ということで、分離発注した方が安くて良質の工事を確保できるからです。
= 以下、具体的に説明しましょう。=

  • 住宅メーカーと下請工事業者との関係

       ■ 建物本体工事の下請工事業者と造園工事業者とでは立場が異なる。        

     建物本体工事は、多くの場合、住宅メーカーが自社で企画開発した住宅商品(又はその主要部材)を工場で生産し、それを自社社員または販売会社が販売し、下請工事業者が現場で施工するという基本的な仕組みになっています。個別的な設計は在来工法とツーバイフォー工法以外は住宅商品を設計変更するという形になります。そして、工事管理は全ての工法で、個別現場の施工については下請が行ない、住宅メーカーは総括的な工程管理のみを行うという形をとっていることが多いのです。
     このよう仕組みの中で、お客様は、住宅メーカーまたは販売会社から品質の良い企画型住宅商品を購入することが出来るのです。
     また、建物本体工事の場合、下請工事業者にとっても営業や設計に要する経費が掛からないというメリットがあるのです。
      お客様と一般的な住宅メーカー、下請工事業者との関係、および業務フローの全体像は、ここをクリックして下さい。

     造園工事では、建物本体工事とは異なり、住宅メーカーが企画商品を売るということが出来ません。
     その理由は、まず第一に、造園工事は大きく敷地形状に左右されるので、住宅メーカーがあらかじめ企画型商品を開発しにくいこと。次に、住宅メーカーの多くは、もともと住宅商品の販売を考えた商売をしており、造園工事を住宅の付帯工事(おまけの工事)として扱っていること、にあります。
     したがって、近頃は、住宅メーカーも造園工事を建物本体と一括して受注するようにしているものの、現状では、造園についての知識や経験を持たない設計者が造園設計までも手掛けていることが多く、造園計画はイメージ図と予算枠を確保しただけということになりがちなのです。
     そこで、現状では多くの場合、住宅メーカーは、造園工事に関わる営業から設計、施工までの全てについて造園業者に何らかの形で依存する、ということになっているのです。

     住宅メーカーと造園業者の関係には、一般的にみて、次の3つのパターンがあります。

    A.住宅メーカー側が造園工事の営業を行い、契約当事者となる。
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     営業は住宅メーカー側が行う。が、実質的には下請造園業者を同行し、行なわせる。設計や見積業務も住宅メーカーの図面用紙や見積書用紙を使うが下請造園業者に全て行わせる。契約は住宅メーカー側が行う。工事は下請造園業者に全面的に依存し、住宅メーカー側は完成後の出来形や工期のチェックを行うのみ。
    B.ほとんどの業務を造園業者が行い、住宅メーカー側が契約当事者となる。
    ⇒⇒業務フローB全体像はここをクリックして下さい
     最初の営業窓口だけを住宅メーカー側が行い、以後は、営業、設計、見積も全て下請造園業者が行い、契約も下請造園業者が住宅メーカーの名においてお客様と交わす。工事も下請造園業者に全面的に依存し、住宅メーカー側はおおむね工期のチェックを行うのみ。
    C.住宅メーカーは業者を紹介するだけ。造園業者が契約当事者となる。
    ⇒⇒業務フローC全体像はここをクリックして下さい
     住宅メーカー側は指定工事店として登録された造園業者をお客様に紹介するだけ。以後、すべてを造園業者が行う。契約も造園業者が自らの名においてお客様と交わす。住宅メーカー側は造園業者から紹介手数料を受け取る。

      ■ どのパターンの場合でも、集客以外の業務は全て造園業者が行っています。
      にもかかわらず、お客様は住宅メーカー側の利益を上乗せして払わされるのです。

  • 分離発注した場合のメリット

      ■ 分離発注すると、建物本体工事と造園工事は相互にチェックする関係になる。

    ガラについて
     庭づくりのとき、スコップが庭の土にささらないので、よく見るとコンクリート片や建築廃材が土に沢山埋まっていた、という経験をした人は少なくないと思います。それらの物質のことをガラといいます。それらは本来、建物本体の工事の際に産業廃棄物として処分されていなければならないものです。しかし、残念ながらお客様に分からないように埋められているというケースが後を絶ちません。造園工事が建物本体工事と一括契約になっている場合は、造園業者が住宅メーカーの下請に入って仕事をしますので、造園工事上支障のあるガラだけは造園業者が持ち帰って処分するケースが多いようです。しかし、このケースは造園業者に過分な費用を押し付けることになるので、他で手を抜かれる可能性があります。
     造園業者が住宅メーカーの下請ではない場合、予期せずガラが発生したとなると、その処分費用の増額をお客様に連絡することになります。仮に工事に支障がない場合であっても、プロの目で見てガラが埋まっているとわかればお客様に報告するでしょう。当然、お客様は、住宅メーカーにその早急な処分又は処分費用の負担を要求することになります。
     そこで、住宅メーカーは、造園業者が一括下請業者ではない場合には、そのような事態にならないように努めざるをえません。また逆に、造園業者も住宅メーカーの下請ではない場合には、住宅メーカーから厳しく出来映えをチェックされますからいい加減なことはできません。つまり、相互にチェックし合う関係が生まれ、それだけ良い工事が確保されるというわけなのです。

    地中埋設物について
     庭の芝貼りをしようとして水道管を破裂させたという話を時々聞きます。住宅の敷地内には、電線や上下水の配管が埋設されており、住宅を建築する際には必ずそれらの位置図が作成されます。そして、たとえば、配管は一般住宅の場合、土かぶり(配管上部から地盤までの深さ)は30cm以上と定められているのです。しかし、この基準をクリヤーしていないばかりか、配置図どおりに施工されていない現場も少なくありません。下請造園業者がうまく押っつけて仕上げを施しているから、トラブルが発生するまでお客様も気が付かないというわけなのです。
     造園業者が住宅メーカーの下請ではない場合、着工前に配管や桝の敷設状況をまずチェックしますから、当然、ガラの場合と同じように、そのような問題は造園工事完了前には解決している、ということになります。つまり、それだけ良い工事が確保されるというわけなのです。

    地盤レベル等について
     住宅は、高めに建てた方が、湿気が入らず通気性が良いと言われますが、それにしても、街を歩いていると「門から玄関までの階段が少し急勾配だな」と感じる家を見かけることがあります。「もしお年寄りがいらっしゃる家庭だったら、出入りは大変だろうな」と心配してしまいます。
     もともと敷地形状の制約上やむを得ない場合もありますが、設計上、地盤レベルに対する配慮が欠けていたり、施工上、建物配置や基礎レベルの設定に問題がある場合も少なくありません。つまり、造園工事のことは考えずに住宅を設計し建築するから、最後になって無理な造園計画となるのです。そして、造園工事が一括発注されているケースでは、造園業者は住宅メーカーの無理を聞き入れますから、そういう不自然な急勾配の階段が作られることになるです。
     これがもし、建物本体の着工前に造園業者に工事が分離発注されていれば、造園業者は住宅メーカーに遠慮しないで自由に建物本体の設計図面をチェックし、その上で造園計画を立てますから、問題点は早めに洗い出されクリアーされているでしょう。したがって、お客様は十分納得できる造園工事を確保できるというわけなのです。
     

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提供:有限会社メリーガーデン

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